ハンドルネーム 備後絣
「とうとう身近な場所でも、既にこういった時代なのだな」と実感した事がありました。
毎年恒例の神石高原町での草刈りがスタートしました。
私たちが草刈りをしていたすぐ隣の水田で最新の田植え機が田植えをしていました。
その田植え機は嘘じゃろ!?(成人が小走りするぐらい)という速度で進んでいきます。
ハンドルは自動で動き、水田の端に到達すると衝突せずに停止します。
田植えと同時進行で、水田の面積に応じた適正量の肥料が投下されていきます。
GPS機能が搭載されており、該当する水田の情報を網羅しています。
私たちが見たその田植え機はまったくの無人ではありませんでしたが、オペレーターは少しの「手助け」をする程度です。
運転席に座ってはいるものの、腕組みをして鼻歌交じりです。
無論、真剣に作業されているので、批判しているわけではありませんよ。
私たち、遠行工房も草刈りに関する機械を2tトラックに満載して作業しています。
畦の肩を刈る機械、斜面を刈る機械、皆さんよくご存じの肩掛け式の草刈機などなど。
工房の水田草刈りチームは通常4人で作業するのですが、草刈機に関しては故障に備えて人数分より多くの草刈機を持っていきます。
ほとんどの機械がエンジンで動いているので、機械に応じた燃料が必要になります。
トラックの荷台が道具だらけになるのは想像に難くないですね。
田植えも草刈りも数十年前までは機械化しておらず手作業です。
昔と機械化された現代とでは、当然の事ながら作業の質と量は比べ物にならないのですが、
草刈りに関しては鎌一丁で事足りていたでしょう。
鎌一丁で草刈りできるのかと自問自答してみます。
便利で楽ちんな機械を使い始めてしまった以上、もう後戻りはできません。
少し話しが逸脱しますが、人類はこの数か月で後戻りできない「ルビコン川を渡ってしまったかもしれない」というニュースを目にしました。
ChatGPTという対話型AIの登場です。
インターネット、パソコン、スマートフォンの登場と同等、あるいはそれ以上の社会的な影響がある存在と評価されています。
この文章の中で取り上げたものは、どれも生きていくのに絶対に必要なものではありませんが、無いと降参状態です。
人間の愚行は止められません。
覚えておかないといけないのは、私もその人間のひとり。
仕事に関しては、「その時にできる精一杯のことをする」を心掛けます。
ハンドルネーム アマミク
今年の1月にMS&AD社の自動車保険の更新がありました。
その際にドライブレコーダー特約がありこれに契約しました。
これは保険会社の専用のドライブレコーダーを自分の車に取り付けて使用する自動車保険です。
専用ドライブレコーダーが一定以上の衝撃を検知すると、安否確認デスクに自動でつながり、ドライブレコーダーを通じてオペレーターが事故の初動に必要な対応をアドバイスしてくれて、さらに自力通報が困難な場合には救急車を出動要請するなど、迅速かつ的確にサポートしてくれます。
また、同時にドライブレコーダーから、わたくしの解決サポーターに事故時の映像や位置情報が送信され、AIが事故状況を分析、事故状況を説明する負担を軽減するとともに、納得感のある迅速な事故解決をしてくれます。
自動車保険のドライブレコーダー特約には運転診断サービスが付いていて、自分がエコドライブできているか、安全運転できているかをAIがチェックしてくれます。
このドライブレコーダーを自分の車に取り付けて数ヶ月過ぎましたが、自分の運転をAIが見守っているそんな思い出で毎日の運転をしています。