工房ブログ 2024.10月号

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ハンドルネーム 長靴かぁさん

私がひとりで農業を始めてもう15~16年が経とうとしています。

農業を始めたのは、お父さんが病気になって畑が出来なくなり、後を引継ぎました。

小さい頃からお父さんの畑を手伝っていて、いろんな野菜を見てきました。

畑を荒らすのももったいなく、私が農業をやろうと決めました。

始めは上手くいかず失敗の連続でした。

近所に野菜作りの上手なおばちゃんがいて、美味しい野菜を作っていました。

私も美味しい野菜を作りたいと思うようになりました。日々野菜の勉強をして、少しずつ良いものが出来るようになりました。

今では皆さんに「美味しい~」と言ってもらえるようになりました。

毎年良いものが出来る訳でもなく、天候に左右されます。

今年は、そこそこ良いものが出来ていると思います。

夏野菜の、ナス・ピーマン・ゴーヤなど沢山とれています。

今、大根やキュウリの種をまいています。

厚い日が続いたので良い物が出来るか心配ですが、キュウリは沢山とれるといいな。

これから他にもいろんな野菜のたねまきをします。家の畑もがんばります。 そして工房の畑も一緒にがんばりましょう。

ハンドルネーム 備後絣

稲刈りのシーズンに突入しましたね。

もう新米を食べた方はいらっしゃいますか?

さて、日本は米国です!

アメリカ寄りの政治体制を揶揄しているのではありません。

日本はお米が主食の、「米の国」です。

主食とは食事の中心として、主要なエネルギー供給源となる食物。

コムギ、ジャガイモ、トウモロコシなどいろいろありますが、日本の主食はお米。

気候が稲の栽培に適していたこと。

毎年安定した収穫が得られ、長い間保存できること。

日本人の好みにあった食べ物であることなどが主食になった理由だそうです。

食事のとき、「ごはんですよ」が、「食事ですよ」を意味することからも、主食たる理由が伺えます。

お米はまさに、日本の食事の代名詞なのです。

何度も言いますが、お米は古くから日本で親しまれてきた主食です。

そのため、日本独自の単位や数え方が発展しており、さまざまな量り方があるのです。

そこで、今回はお米にまつわる単位を説明してみます。

お米は2kgや5kg、10kgなどkg単位で販売されていることが多いですが、炊飯器などの計算単位は「合」です。

「合」とは日本を含む東アジアで使われる単位系の一つ「尺貫法」に含まれる、体積を表す単位のことです。

長さを尺、質量≒重さを貫で表すので「尺貫法」と呼ばれます。日本における尺貫法の体積の単位は、石・斗・升・合・勺で、1升を基準とし、以下のように表されます。

1石=10斗=100升
1斗=10升
1合=1/10升
1勺=1/10合=1/100升

もう、訳わからん、と思っている人、もう少しだけお付き合い下さい。

お米の1石は約150㎏に相当します。この「石(こく)」という単位は、大人が一年間に食べるお米の量とされていました。

現在、一人あたりの年間消費量が60kgを割り込んでいますので、昔よりだいぶお米を食べなくなってしまっているようです。

皆さんのお家では一日に何「合」炊きますか?

炊く前の白米1合(約180mL)は約150gだそうです。

例えば、1日あたり家族で5合のお米を消費する家なら、10kgのお米を買うと13〜14日くらいで消費するということです。

2024年は、「スーパーの商品棚にお米が全く無い!」と一時は騒動になっていましたね。

新米が出てきているので、手に入らない状況にはならないと推測しますが、最大の関心はお米の値段です。

『いったい一袋(30KG)がいくらになるの?』

たくさん消費する家庭では心配ですよね。

価格が高騰しすぎるとますます米離れが進んで、一人当たりの年間消費量がさらに減ることになるのではないかと米農家さんも心配されているようです。

毎日たべるものだからこそ、値段を気にせずに食べられる価格に落ち着いて欲しいですね。

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