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ハンドルネーム 千輪和
先日、大好きなホラー漫画家さんの原画展に行きまして、堪能してきました。
展示を一通り見終えてミュージアム敷地内を散策していると日本家屋が隣接してあり、その建物は立派な元、酒蔵でした。
そこもちょっとした資料館になっていて、
そこを散策していると。。。
「これで酒造の歴史がわかる。こっちにどうぞ」と案内するボランティアのお父さんが登場。
そこでは、この地元で造られたお酒が流通するようになるまでの歴史映像が流れておりました。
映像が終わると、お父さんはさらに、展示してある樽の事や、この家屋がどれだけ貴重かといった話しを丁寧に、少し誇らしげに語ってくれました。
私はその話を聞きながらも
頭の中がぐるぐる回ってました。
先程の原画展で見た、樽の中で呪われて死んでいる登場人物の画と、酒蔵から醪(もろみ)となって襲いかかる怪物の画とがぐるぐると…… その事はお父さんには言えませんでした。。
ハンドルネーム 山城
娘の会話や行動を見ていると、どうやら気になる人物がいるようです。
一歩の歩幅を測ってみたり、日本地図を風呂場に貼ったり、二か月もの間、江戸時代の勉強したり。
しまいには「歩いて日本を一周できるのか?」「歩いて地図を作る方法を教えてほしい。」と質問してきます。
そうです。彼女の気になる人物とは、『伊能忠敬』です。
日本各地を歩いて実測したり、地図に落とし込む計算方法が解らずに調べているうちに気になる存在になったことを話してくれました。
そんな彼女は来春、中学生になります。思春期真っ只中です。 存在する気になる人を紹介される日がもうすぐ来るかもしれません。なんだかソワソワしてきました。