工房ブログ 2026.1月号

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ハンドルネーム チャボ・ゲレロ

 最初の宇宙飛行士はソ連のガガーリンではなく、テスト中のサルでした。命と引き換えに宇宙船から地球の青さを最初に見たのは。
色んな職業があるなかで「宇宙飛行士」というものがあり、宇宙飛行士になるための要素は大きく8つ。
①目的意識・達成意欲
②健康状態(任務・訓練に耐えうる)
③論理的思考力・英語力・専門性
④遂行能力(自己管理・コミュニケーション、リーダーシップ等・緊急事態対処能力)
⑤進歩/変化に対応するための心身両面の適応性や強靭性
⑥母国の誇り・広範な素養・知識、チーム員としての態度
⑦外部に伝える表現力・発信力
⑧高いコンプライアンス意識
宇宙という極限状態で必要な事は、私達が仕事をする上で大切とされることが凝縮されているのではないかと思います。

 話を地上に戻して。
ツリークライミング(またはロープクライミング)という技術について。
ロープを使用して8m以上の樹上に登り枝の剪定、危険木・支障木を伐採し生計をたてる職業を樹護士(アーボリスト)といい、これも色んな職業の中の一つで、空師といったりします。
山仕事をする人を山師、庭仕事をする人を庭師とか。
日本におけるツリークライミング技術はカナダ出身のジョン・ギャスライト氏が当時日本国内でアウトドアの娯楽として私的に紹介していましたが、ある日そこに1人の車椅子の女性がやってきました。
「私も木の上に登れるかしら?」
その女性の問いかけがきっかけで氏は決心し、公式にツリークライミングジャパンを創立。
どんな人でも安全に楽しめるレクレーション(娯楽)から始まった技術がやがてワーク(仕事)として注目、活用されはじめました。

 私はそのツリークライミングの研修に赴いたり勉強・練習しています。
樹上に登ると地上で当然の様に出来ていたことが非常に困難になります。
世界がまるで一変し、重力の影響を一身に浴びます。
重力とは。この謎に気がつかないフリをして生活していることを痛感します。
最近読んだ本にこんな台詞がありました。
ー不自由を感じたことがある人ほど宇宙では自由になれるー
ー無重力のそこでは、障害を持ち、身体を動かしづらいと感じる人が。歩くことが難しくなった老人が。自由を感じることができるだろうー
ー地上で変わり者とされる芸術家は、宇宙ではただの人間として、疎外感から解放されるー

 話を掘り下げて。
「井の中の蛙、大海知らず」という言葉があり、井戸の中のカエルは海の広さを知らない「世間知らずで了見が狭い」というネガティブな意味で引用されますが正式にはポジティブな続きがあります。
「井の中の蛙、大海知らず。
されど、空の深さを知る。」
ツリークライミングを通じて空の深さを、おごることなく学びたいです。猿も木から落ちないように、ご安全に。

ハンドルネーム とんとん

 20年以上前から、実家の田んぼでお米を作って下さっていた方が高齢になり、「来年からは作れない」と言って来られました。
荒らしておくわけにもいかないし、自分達で作ることも出来ないし、どうしたものか思案しています。

 お米作りをして下さる人をご存じの方は、是非ご紹介下さい。

 去年1年間お世話になりありがとうございました。
本年がみなさまにとってより良い年となりますように・・・

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