工房ブログ 2025.3月号

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ハンドルネーム グリーンアスパラ

自分の初めての体験です。

自分が木楽庵で最後に仕事した2012年5月初めごろ、笠岡のくにさだ病院へお見舞いに行った時です。
ばあさんが入院していたので、自分はいすへ座りばあさんを見ていました。
変化なく、ただ眠っていました。

帰りぎわに目がパカっと開いて自分と目が合いました。
その時が最後、次の日ばあさんが亡くなり自分の耳を疑いました。

自分は最後の対面だったのですが、悲しくなりませんでした。
未だその経験は分かりません。自分はその経験は初めてでした。

人はそれぞれ不思議な体験をします。
春には死んだお父さんのお墓まいりをして懺悔したいと思います。

ハンドルネーム 備後絣

『おっきぃーーー!』、『すごーーーい!』、『デカっ!』と歓声が上がりました。
歓声の主は私と妻と義母です。
今回の舞台は岡山県勝田郡奈義町高円1528。
古刹菩提寺の境内にそびえる、樹高42m、幹周13.5m、樹齢900年のイチョウの大樹です。
見上げる樹高、幹の太さ、真横に伸びる大枝と全てが規格外でした。
期待以上のスケール感にみんな大満足でした。
国の天然記念物に指定され、また全国名木百選にも選ばれているそうです。

今回は2024年11月22日㈮から25日㈪で開催されていた、『奈義町 菩提寺大イチョウ ライトアップ』の期間中に訪れたのですが、残念ながら辺り一面が黄色くなる程の見事な黄葉とはいきませんでした。
菩提寺に行くまでの道中、麓のイチョウは見事に黄色くなっていたので、期待していましたが、菩提寺は結構な山奥にあり、あまり陽当たりがよくない場所なので、半分緑、半分黄色といった具合でした。

ところで、日本にはいったい何本の巨樹、巨木があるのだろうと思って、少し調べてみました。
環境省では、原則として、地上130㎝の幹周りが300㎝以上の木を巨樹と定義しているそうです。
その定義を満たした巨樹は、全国で55,798本(推定本数)となっています。
約6万本もあるんですね。

これは、とてもではないですが、一生かけても制覇できません。
イチョウの巨樹で有名なのは、やはりなんと言っても「ビッグイエロー」と呼ばれる、青森県北金ヶ沢の大イチョウではないでしょうか。
テレビでしか観たことがありませんが、それはそれは見事な巨樹です。
いつかは現地で観てみたいな~と妄想を膨らませています。

補足ですが、奈義町を訪れた際には、『奈義町現代美術館』に行ってみるのもお勧めです。
現代美術なので、好みが分かれそうですが、面白いですよ。

ハンドルネーム 竜神丸

新スタッフの○○です。
私の自己紹介をさせていただきます。

遠行工房に来る前は、JFE内で35年間、ダンプ・トラック・重機の運転手として勤務しておりました。

60歳の定年を機に、失業保険を受給しながら安定所で再就職に向けた相談をしたり、フォークリフトの免許を取得したりしていましたが、なかなか仕事が見つからず悩んでいた時、妻の出身高校の縁で、遠行工房の面接を受けることになりました。

ちょうど退職する職員が一人おられるというタイミングでもありましたが、何より、病気が原因で視覚障害と体幹機能障害を負った息子を持つ私の経験がお互いに活かせればという思いがあり、こちらで働かせてもらう事になりました。

私の趣味は魚釣りとドライブ旅行です。
頑張ります!宜しくお願いします。

ハンドルネーム チャボ・ゲレロ

はじめまして
新スタッフの○○です。
私は映画を観る事が好きです。
1年ぐらい前からよく観るようになりました。

前職が肉体労働で休みがほぼ日曜のみ。
十分な休息が得られず悩み、限られた時間をどのように過ごせば疲労回復できるのか試行錯誤しました。

その映画のパンフレットには「共働」がコンセプトと紹介されていました。
色んな「生きづらさ」を持つ登場人物が働くことをテーマに、とある会社を舞台に物語は展開していきます。
たまたま観た映画は『夜明けのすべて』という作品でしたが副音声合わせて都合4回も観てしまいました。

その時感動する事がとても身体に良いことだと気づき、以来なにかと映画をよく観るようになりました。
松田龍平主演「0.5の男」というドラマも良かったです。
現実は甘くないけどたまにはフィクションもよいかと思う次第です。 
何卒よろしくお願いします。

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